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原形制作からFRP造形製品完成まで!立体造形に必要な技術解説

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原形制作からFRP造形製品完成まで!立体造形に必要な技術解説

原形制作からFRP造形製品完成まで!立体造形に必要な技術解説

2024/06/07

本記事では、原形制作からFRP造形製品完成まで!というタイトルにあるように、立体造形に必要な技術解説を紹介します。FRP(Fiber Reinforced Plastic:繊維強化プラスチック)を用いた製品完成までのプロセスを、詳しく解説していきます。立体造形やFRPに興味のある方は必見です!

目次

    原形制作の手順と材料

    造形業種における原形制作の手順と材料についてお話しします。原形制作とは、ものづくりの初期段階で行われる、イメージ通りの立体形状を作ることです。まず最初に行うのが、設計図面を作成することです。この図面を元に粘土や発泡スチロールなどの材料を使用して、原形制作を開始します。粘土や発泡スチロールを使用する場合、型取りが必要不可欠です。型を取り、FRP成形して最終的にはFRP造形製品となります。原形制作には、熱線、スチロールナイフ、カッター、へらなどを使用して、細部まで精密に仕上げていきます。材料の選択は、原形の用途や耐久性などに合わせて、適切に選ばなければなりません。発泡スチロールや粘土以外にも、木材や金属などの材料を使用する場合もあります。原形制作は、ものづくりの基本となる作業です。正確かつ、美しい形状を作り出すために、素材の性質や、工具の使い方などを十分に理解し、技術を磨いていく必要があります。

    FRP造形の工程と必要な道具

    FRP(繊維強化プラスチック)は、複雑な形状の造形物を製作する際に利用される素材です。ここでは、FRP造形の工程と必要な道具について紹介します。 FRP造形は、まずモデル原形を制作します。このモデル原形は、木材、スチロールあるいはあるいは粘土を用いて造形されます。モデ原形ができたら、石膏雌型あるいは原形に適したFRP雌型、シリコン雌型を作成します。。 次に、これらの雌型に樹脂を張り込みます、ゲル状の樹脂を塗り硬化させ、2回目のゲル状樹脂を塗りグラスファイバーマットを張り込みます、用途よって2枚3枚と張り込みます、グラスファイバーマットも厚いもの各種の他薄いファイバークロス、強マットもあります。樹脂が硬化したら型から脱型して仕上げ作業に入ります。 仕上げ作業は、FRP表面を研磨したり、塗装やデコレーションを施したりする作業です。 仕上げ作業には、研磨マシン、筆、スプレーなどが必要です。 以上、FRP造形制作の工程と必要な道具について説明しました。国内外で広く使用される素材であり、様々な用途に応用されています。

    立体造形に必要なCAD技術の解説

    立体造形には、CAD技術が欠かせないです。CAD(Computer Aided Design)とは、コンピュータを用いた設計支援のことです。この技術を使えば、手描きでは限界がある複雑な造形も正確に表現することが可能です。CADを学ぶことで、立体造形のデザイン、設計、プロトタイプ作成が容易にできるようになります。CAD技術を扱うためには、特定のソフトウェアを習得する必要があるでしょう。代表的なCADソフトウェアにはSOLIDWORKS、CATIA、AutoCADなどがあります。CAD技術を使いこなすことで、立体造形のデザインがより正確になり、効率的な製作を実現することができます。

    FRP造形の補修方法と注意点

    FRP(繊維強化プラスチック)は、軽量で強度があり、防食性に優れた素材で造形に広く使用されています。しかし、FRPは時間が経つにつれて変形や破損が生じることがあります。このような場合には、FRP造形の補修が必要となります。 FRP造形の補修は、割れや欠けた箇所の補修から始まります。FRP接着剤を使用して傷口を貼り付け、表面を研磨することで、均等な仕上がりを実現できます。また、FRP造形の補修には、色調の違いが生じる可能性があるため、補修部分が目立つことがあります。そのため、色の再現性や光りの反射具合に注意して、補修後の見栄えを確認する必要があります。 FRP造形の補修に際しては、補修箇所がどれだけ大きいか、補修前の状態がどのようなものだったかに関わらず、素材自体の特性を理解することが重要です。また、FRP造形は耐用年数が長く、補修後も長期間使用される可能性があるため、補修箇所に必要十分な耐熱性能や酸化防止性能が求められます。 以上のことから、FRP造形の補修は、技術と経験が必要であるといえます。補修する前には、補修箇所の現状や使用目的などを考慮し、専門の技術者に相談することが望ましいでしょう。

    完成品の仕上げ加工とメンテナンス

    造形業において、作品が完成した後に欠かせないのが仕上げ加工とメンテナンスです。完成品は、顧客に納品する前にまず専門家による仕上げ加工を施して、美しさや質感を最大限に引き出します。その内容は、彫刻や模型の研磨、塗装、修正など様々で、素材や要望に応じた手法が求められます。また、作品が展示や使用される場合には、汚れや劣化を防ぐためのメンテナンスも欠かせません。素材や環境によって異なりますが、定期的な洗浄や補修、保管方法の検討などが必要です。完成品の仕上げ加工とメンテナンスには専門知識が必要であり、プロフェッショナルな技術と忍耐が求められます。顧客の期待に応えるためにも、手を抜かずに丁寧かつ迅速な対応を心がけることが大切です。

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